たくさん汗をかいてしまう…。
衣類がすぐダメになりますし、臭いも気になっちゃますよね。
汗で悩んでいる方は、気にせず日常を過ごすためにどんな工夫をしていますか?
一番手っ取り早いのは制汗剤。
ですが、制汗剤には体に危険とされる成分が含まれています。
今回は制汗剤に含まれる危険成分や、健康的に汗を抑える対策法をご紹介したいと思います^^
〜本日の内容です〜
制汗剤で注意が必要な物質とは?なぜ注意が必要?
塩化アルミニウム
ほとんどの制汗剤に含まれています。
表記は「塩化Al」「クロルヒドロキシアルミニウム」など。
白色~微黄色の粉末で、汗を出す管を一時的に閉じる効果があります。
皮膚から吸収されて体に蓄積される危険があり、使い続けると乳がんを引き起こす可能性も…><
銀イオン(Ag)
殺菌と消臭効果があり、さらに効果持続時間も長い!
制汗剤としては有能すぎるため様々な製品に使われています。
しかし皮膚の上の良い菌まで殺してしまう=皮膚が無防備な状態になり荒れやすくなるというデメリットもあります。
毒性や、金属アレルギーを引き起こすと危険視している研究者もいるようです。
1日に使う量はわずかでも毎日使って蓄積されたら…
考えるだけで恐ろしいですよね。
消臭成分にも危険が潜んでいます。
臭いの元となる雑菌を消臭する殺菌剤。
皮膚から浸透して体に害を及ぼす危険性があります。
・トリクロサン ⇒ 海外で使用禁止となっている殺菌剤
・塩化ベンザルコニウム ⇒ 動物実験で有害性が指摘されている
制汗剤で乳がんの危険性があるのは何故?どのような状況で乳がんに?
ワキには汗を出す汗腺がたくさんあり、汗を出す事で体温を調節しています。
緊張や精神的な不安などでも汗は分泌されます。
汗は体を健康に保つのに必要なものなので、悪いものではないのです。
一番良いのは汗が出る度に優しくふき取る事。
汗と雑菌が混ざり合って嫌な臭いになるので、その前にふき取ってしまえば臭いもシミも気になりません^^
しかし忙しい現代人は中々そんな余裕がありません…。
手軽に使える制汗剤を使って汗腺を塞いで汗が出にくいようにしたり、
殺菌剤や消臭剤で臭いを防いだりします。
制汗剤を使う事は化学物質が長時間皮膚に張り付くことになります。
ワキはリンパもある大切な器官。
胸ともつながっており、乳腺の末端も脇の下まで繋がっています。
出産後、乳腺炎になったことがある人はワキまで腫れるので繋がっている実感があるのではないでしょうか(笑)
制汗剤の成分はワキの皮膚から浸透し、乳腺の末端へ入り込みます。
さらに乳腺に達して癌を誘発すると言われています。
ワキの皮膚は化学成分を吸収する倍率が腕の皮膚と比べて3.6倍!
デリケートな部分に自ら毒を塗り込む行為だと言えます><
制汗剤を使いすぎる事で汗腺がつまり、より悪臭を放つようになる可能性も…。
そうなるとより強い人工の香りを選ぶようになり「香害」に繋がってしまいます。
自分にも人にも優しく健康的な汗対策を行いたいものですよね。
汗をかきにくくする食べ物は?逆に汗をかきやすくする食べ物は?
食べるもので汗をコントロールする方法があります。
汗をかきにくくする食べ物
大豆製品
大豆製品に含まれるイソフラボンには発汗を抑制する効果が期待できます。
納豆や豆腐、味噌などで手軽に摂る事ができますが摂り過ぎは健康を害する可能性がありますので注意ですよ。
ラベンダー、ローズ、ジャスミンなどのハーブ
緊張による発汗は交感神経が高まることで起こりやすくなります。
リラックス効果のあるハーブで副交感神経を優位にさせることで抑えられるかもしれません^^
出先ではハーブティー、家で気持ちを落ち着けたいときはアロマオイルや入浴剤を使うと良いでしょう♪
きゅうり、トマト、ナス、ゴーヤなど体を冷やす野菜
夏野菜の代表であるこれらの野菜は体を冷やす作用があります。
見た目にも涼し気ですよね^^
汗をかきやすくする食べ物
辛い物
韓国料理やタイ料理など唐辛子や香辛料が沢山含まれている料理です。
交感神経が高まりたくさん汗をかいてしまいます!
カフェイン
お茶やコーヒーに含まれるカフェインは汗腺を刺激して発汗を促します。
栄養ドリンクやエナジードリンクには大量のカフェインが含まれています。
たしかにエナジードリンク飲んだら心臓がドクドクして汗かきますね!
汗をかきたくない時は飲まないようにしましょう。
脂肪分の多い物
肉や揚げ物など。
消化にエネルギーを必要とするため体温が上がり汗をかきやすくなります。
油っこいものを食べ過ぎると汗もくさ~くなっちゃいますよ><
汗をかきにくくするツボは?裏技として「汗取りパッド」も有効な理由
汗をかきにくくするツボ
合谷(ごうこく)
手の甲の人差し指と親指にあるツボです。
自律神経に作用し発汗機能を正常にしてくれるそう。
陰郄(いんげき)
小指側の手首の付け根からひじに向かっておおよそ1.5㎝ほどの所にあります。
高ぶった心臓のドキドキを抑えてくれる効果があるそう。
効果は…うーん…どっちも押すと気持ちいいけれどぶっちゃけ即効性はほぼ無いです。
けれどツボは反射区と言って体の中と繋がっている部分らしいので、毎日押し続ければ体質が変わってくるのかも?
屋翳(おくえい)
両乳首の3~5㎝ほど上にあるツボ。
ワキのリンパに作用するそうです。両方同時に1~3分押しましょう。
舞妓さんは汗をかかないために屋翳を紐で縛って圧迫するそうです。
押すよりも保冷材などで冷やした方が効果がありました。
リンパを冷やすと体が冷えて汗が止まります。
冷やすべき場所はこちらの動画を参考にしてください^^
涼しくなる便利グッズの紹介もありますよ~♪
汗は止めようと思って止まるものではないという事が分かりました^^;
むしろ止めようと焦ると余計に出る…。
必用なのは汗でちゃってもいいや!くらいの開き直りかもしれません(笑)
汗取パットをつけていれば安心です。
拭き取れなくてもサッと吸収してくれて、消臭効果もあります。
肌に直接装着しないので安心ですよ♪
まとめ
・注意が必要な物質…発がん性のある塩化アルミニウム(塩化Al)、アレルギーを引き起こす銀イオン(Ag)、トリクロサンなどの殺菌剤
・乳がんを引き起こす理由…ワキと乳腺の末端はつながっている為、塩化アルミニウムが入り込むことで乳がんを引き起こす可能性がある
・汗をかきにくくする食べ物…大豆製品、リラックス効果のあるハーブ、きゅうりやトマトなどの夏野菜
・汗をかきやすくする食べ物…タイ料理や韓国料理などの辛い物、カフェイン、脂肪分の多い物
汗の臭いを抑えるデオドラントシートにも制汗剤と同じ成分が使われており危険です。
ミョウバン水をタオルに含ませたものを使用すると汗の臭い対策になりますよ^^
ミネラルウォーター1Lに25gのミョウバンを溶かすとミョウバン水が出来上がります♪
ミョウバンはドラッグストアなどに売っているのでチェックしてみてください。
出先は無理でも朝や家に居る時などはなるべく自然のものを使い、体に優しい汗対策をしましょう!