子供が産まれると産まれたその日から親として責任ができ、毎日過ごして行くことになります。
母親も父親も親としてまだ新米でありお互いに協力して行っていくべき育児ですよね。
育児方針の違いや、価値観の違いで育児に関しての夫婦喧嘩が生まれることもよくあることです。
そのため,夫婦喧嘩からの離婚を考えたり離婚に踏み込んでしまう方も多くいる現実です。
そうならないためにも普段の生活や育児分担など、家庭でできる工夫や考え方について詳しくご紹介します。
育児疲れから起きる夫婦喧嘩を防ぐためには?
十月十日待ち侘びていた子供の誕生。
いざ産まれてみると想像以上に大変な育児生活ですが、そこで夫婦間の衝突が起き離婚の話が出る場合も多くあるんです。
ココがポイント
⦁ 子育ての方針
⦁ ワンオペ育児
⦁ 家事・育児の分担
⦁ お金の管理
この4つが夫婦喧嘩に多い内容になります。
私も子供と夫がいますが、夫婦喧嘩には子供に関して喧嘩することが多くあり,これまで何度も離婚の話をしたことがあります。
そうならない為にも、改善策や日頃から気をつけるべきことをしっかりと守っていくことが重要ですね。
子育ての方針
子供を育てていくにあたって、子育ての方針の相違が生じると喧嘩になるケースもあります。
子供がいる家庭の多くは育児に関しての言い合いから始まるものが多いですがそんな時はしっかりと相手の意見を聞くことが重要です。
たとえ,自分の意見と全く違う意見を言ってきたとしても”聞く耳を持つ”
これをすることで相手にしっかりと子供を思って話しているかどうかを見極めることも大事です。
『意見=子供を愛してる度数』こう考えても良いと思うくらい、意見を差し伸べてくれる相手はとても大事な存在だと思っています。
まずは相手の意見を聞き,その後自分の意見をしっかりと話す。
意見が食い違ったら、しっかりと理由を話しお互いの意見を尊重しつつ方針を決めていくのも良い手段ですね。
意見を言ってくれるのは子供を愛している証拠、愛していなければ意見も何も生まれないのでお互いにゆっくりと決めていくのも良いと思いますよ。
あーーーー何年ぶりだろ盛大な夫婦喧嘩…教育?育児?方針あわないって泣ける
— はるるん (@harurun1417) April 21, 2016
ワンオペ育児
ワンオペ育児になると、1日中子供と過ごし自分の時間なんて取れないくらい日常が早く過ぎていきますよね。
ゆっくりとご飯を食べ、お風呂に入り、携帯を弄り、ゴロゴロなんて日々を夢見ている人も多い現実ですが、ワンオペ育児となるとそうは行きませんよね。
そのストレスから離婚という問題に踏み込んでしまう人も多いです。
そうならない為にも,日頃からストレスを発散させお互いに好きなことをやれる時間を30分でも作ってあげることでワンオペ育児のストレスから抜け出せ喧嘩の原因も減ると思います
例えば,週に1回家族で過ごせる時間があるとすれば、朝の30分はママの自由時間,夕方の30分はパパの自由時間などお互いに協力しあうことで少しでも育児の苦労を分散させることも大事ですね。
なーなーになる夫婦喧嘩。ワンオペ育児疲れたわ。モヤモヤ残る毎日
— hatchi (@hatchi09021106) January 31, 2019
家事・育児の分担
男は仕事,女は家庭を守るなんて言葉は古いと言われるくらい家庭問題には協力が不可欠になってきます。
子供と家で過ごすとなると1日ではやりきれないくらいの家事や育児の出番があり,それをどうにか終わらせようと必死になりパンクしてしまうことも多いですよね。
そうならない為にも、旦那さんにはしっかりと役割を与えて実践してもらうということも円満の秘密なんです。
洗い物,ゴミ出しは父親,気づいた方が部屋を片付けるなどやるべき事を相手に伝えることで夫婦間の協力が生まれ自然とやってくれるようになると思いますよ。
最初から”してくれない”と決めつけるわけではなく、分担作業のようにやってほしいことを伝えるだけで少し楽になれ自分の時間も有効に使えるようになります。
夫婦喧嘩して2日目。疲れるけど、今回は譲らない!共働きなんだから、家事分担は当たり前でしょ?
— ちえみん (@chemi1289) January 8, 2020
お金の管理
子供がいると生活費の他に、衣類や食べ物、遊び代や教育費など様々な事でお金が掛かります。
夫婦だけの生活の時は無かったお金にまつわる喧嘩も増え次第に離婚という方向に行ってしまう家庭も多いのが現状です。
お互いのお金が別々か、一緒の財布かにもよりますが基本的に喧嘩の内容は“お金の使い方”が多く喧嘩の原因として多いと言えます。
ココに注意
⦁ 生活費(家賃/光熱費/食費/携帯/娯楽)
⦁ 夫婦お互いの娯楽(美容院など)
⦁ 子供のお金(教育費など)
⦁ 車(車のローンや保険代など)
子供がいる上で生活するとなると当然のように掛かってくる上記の4つ。
それ以外にも父親が内緒で使っている携帯の課金や飲み代などで喧嘩が起きることも多いです。
“金の切れ目が縁の切れ目”と言いますが、本当にそうだと思います。
お金で喧嘩をすると今後の信用問題や生活に関わってくるので一番注意しなくてはいけない点ですよね。
そうならない為にも日頃からお金に関する話し合いを夫婦でしっかりとする事と、何に使ったか分かるように家計簿などを付けると上手くいくかもしれませんね。
今日は実家でいざこざがあって疲れました。
夫婦喧嘩勃発寸前だったのをなんとか取り持ちました。
お金の管理本当大事ですよ。。— ちゃんてらみ*6部アニメ化🎉 (@pokapokasan_0e0) January 26, 2021
育児に関する価値観で夫婦のすれ違いが生まれた時の対処
上記でも説明しましたが、“育児に関する価値観のすれ違い“で起きる夫婦喧嘩も多い現状です。
お互いの性格や育ち方によって育児の方針が違ったり考え方に違いが起き喧嘩になる夫婦も多いですが、ほとんどの夫婦が経験するすれ違いなんです。
私も子供がいますが,夫とのたくさんの意見の食い違いを経験ししっかりと話し合い今現在育児の事で喧嘩することはほぼ無くなりました。
基本的に男性というのは、“自分の意見を聞いてくれて取り入れてくれる”事を望む人が多いです。
二人の大切な子供ですから、夫婦で話し合い1つ1つ方針について決めていくのが理想ですが、現実は上手くいかずに喧嘩が起きてしまうんですよね。
ココがポイント
⦁ 相手の意見を聞き、どうしてそう思うのかを詳しく説明してもらう
⦁ 提示された育児方針で今後どうなってほしいのかを追求する
⦁ お互いの苦手部分をカバーできるように、相手にしっかりと役割を与える
相手の意見を聞き、どうしてそう思うのかを詳しく説明してもらう
これが喧嘩にならない為に最も重要である“聞く”という事です。
最初から「どうせ旦那の意見は…」と決めつけるのではなくまずしっかりと目を見て話を聞きましょう。
相手がどう思っているのか、どう考えているのかをしっかり見極め話し合いを進めることがおすすめです。
たとえば「子供には沢山おもちゃを買ってあげて楽しんでほしい」という父親の意見があったとします。
それに母親は反対意見で「少量のおもちゃでもしっかりと大切にできる子に育ってほしいからあまり買い与えない」という意見だったとします。
まずここで夫婦間の意見の相違がでてきますよね、その中でしっかりと“どうしてそう思うのか”という所を説明してもらう事でお互いの納得のいく考えに至るかもしれません。
個人的には「沢山おもちゃを買ってあげておもちゃで遊びながらも物の大切さなどを勉強してほしい」という意見ですがこれに関しては人によって考えも違うと思います。
相違があったからといって相手を否定するのではなく、相違の部分の理由をしっかりと聞きお互いの意見が取り入れられるような環境が一番ベストと言えますよね。
提示された育児方針で今後どうなってほしいのかを追求する
「子供にはスポーツを習わせたい」
「子供には習字を習わせたい」
この様に、親が子供に対してどんな事をしてほしいか、今後どうなってほしいのかという意見も凄く大事です。
根拠もなく子供への意見をぶつけられると、「なぜ」という言葉が出てきて喧嘩になることもあります。
⦁ 「習字を習わせたい」
⦁ 「今現在字を書くことが少なくなってるけど重要な部分できれいな字をかけた方が良いから習字を習わすのはどう?」
この2つだとどちらが相手の心にしっかりと響き考えてみようと思えますか。
ほとんどの人が2つ目の理由と今後の目標を掲げている方を選ぶと思います。
この様に、意見を述べるにあたって「どうしたいか」という目標が入っている方が相手に伝わりやすく、お互いに良い気持ちになれる言葉なんではないかと思います。
お互いの苦手部分をカバーできるように相手にしっかりと役割を与える
夫婦と言っても、人間であり“苦手”とする部分は誰しもあります。
父親は“勉強”が得意だけど“子供の準備”が苦手、母親は“勉強”は苦手だけど“子供の準備”や家事は得意ならばお互いの得意部分をやってもらうのも良いですよね。
子供の宿題を見たり沢山遊んでもらうのは父親に任せ、家事や子供の準備などは母親がやるというのもとても良い役割だと思います。
そうすることで、必然と“役割分担”ができストレスもなく毎日を過ごすことができるんではないでしょうか。
お互いの苦手部分をやるのではなく、得意とすることをやることで“強み”を高めることもでき、子供ものびのびと過ごすことができるので一石二鳥ですね。
この様に、夫婦間での育児のすれ違いが起きてしまったなと思ったときは、しっかりと話し合いお互いにやるべきことを作る事も大事なポイントです。
「育児に参加してくれない」ではなく、参加できるような環境づくりと得意な役割を与えることで、父親としての役目も果たせ夫婦喧嘩も起きないようになるのではないでしょうか。
まとめ
今回は疲れからくる育児にまつわる夫婦喧嘩についてご紹介しました。
沢山の意見がある中でしっかりと“聞く”“話す”というのをする事で夫婦でのコミュニケーションも広がり、今後の育児についてしっかりと話せる機会なんではないかと思います。
夫婦喧嘩から離婚という事にならないように、日ごろから育児に関しての話し合いをしておくのもポイントだと思いますよ。