さつまいも美味しいですよね。
美味しいお料理やデザートが沢山あって大人も子供も大好き!
しかし1本が大きくて1度では使い切れず、残っているさつまいもを使おうと思ったら色が・・・。
変色してしまうと使う気にもならないし、食べられるの?
上手な保存方法を知っていれば、子供がいもほりで沢山持って帰ってきても、上手に使い切ることができます!
今回はさつまいもの変色予防について調べてみたいと思います。
〜本日の内容です〜
そもそも、さつまいもが変色する原因は?
なぜさつまいもは変色してしまうのでしょうか?
他の野菜のように、余ったらラップをして冷蔵庫て保存してたら黒くなったり、緑色に変色してしまったり。
変色の原因が分かれば保存方法もわかるハズです。
まずは変色の原因を探ってみましょう。
クロロゲン酸
あまり聞き慣れないクロロゲン酸ですが、皮の周辺に含まれているため皮付近の変色の原因になります。
ポリフェノールが含まれる食品は空気に触れるの変色してしまいます。
ヤラピン
こちらも聞き慣れないヤラピンですが、さつまいもをカットした時に断面から白い液体が出てきます。
これがヤラピンの正体はアクです。
最初白かった断面が黒へ変色してしまいます。
さつまいもは冷所に弱いので、適温で保存しないも変色します。
冷蔵保存をするなら野菜室にしましょう。
さつまいもの変色を防止する方法は?
料理前にする変色防止策は?
料理前の変色防止策は、水に触れさせないことが大切です。
さつまいもの保存に適した温度は10〜13度と言われています。
常温保存
まるごと1本保存する場合は、1本ずつキッチンペーパーに包みます。
その後新聞紙でさらに包みます。
ビニール袋に入れて風通しの良いところて保存します。
この方法で約1か月保存することができます。
冷蔵保存
1本ずつ包む処理は常温保存と同じです。
その後冷蔵庫に保存しますが、野菜室にしてください。
野菜室以外ですと温度が低過ぎる為変色の原因になってしまいます。
この方法だと約1か月保存できます。
※さつまいもは20度を超えると発芽してしまいます。
夏場は冷蔵保存がオススメです!
冷凍保存
使いやすい大きさにカットして、アク抜きをします。
水気を拭き取ります。(丸ごとなら水洗いして拭き取ればOK!)
フリーザーバックに入れ、空気をしっかり抜いて冷凍します。
使う時はレンジで解凍します。
煮物や汁物は凍ったまま煮て大丈夫です。
丸ごとさつまいもを焼きいもにする時は凍ったままオーブンで焼きます。(目安は160度〜170度で約90分)
料理中にする変色防止策は?
1度水に触れてしまったさつまいもは長い保存をする事はできません。
洗ってしまった場合は、調理してから保存するようにしましょう。
スーパーなどで売られているさつまいもは、1度洗ってあるので長期保存ができないので注意してください。
カットして余ったら、蓋つき容器にいれ、さつまいもが浸るくらいの水を入れ冷蔵庫で保存します。
使い切るまで毎日水を変えるようにしてください。
ただ、数日しかもたないので、早めに使い切るようにしましょう。
調理して余ったさつまいもは、切り口にしっかりラップをして空気に触れないようにしましょう。
そのまま保存するなら、焼きいもや、マッシュにしてから冷凍保存にするのも良いでしょう。
では、調理の際に気おつけることは、さつまいもはアクがとても強いので、切ったら水を張ったボールに入れてアク抜きをします。
水上白く濁ってきたらザルに上げて水をよく切ります。
また、皮を厚く剥くことでクロロゲン酸を取り除くので変色を防ぐことができます。
さつまいもが変色した場合、食べられるものと食べられないものの色の違いは?
オレンジ色やピンク色をしている場合
オレンジは品種の色です。
安納芋・アヤコマチ・とろみついも・フルーツこがね・紅キララ・ハロウィンスィートなどはオレンジ色です。
オレンジ色は問題なくたべることができます。
甘くてネットリしているものが多いですね。
また、安納芋はピンクに近い色になることもあります。
ただしピンクは腐敗の場合もありますので、品種を確認して保存状態もよければ食べられますが、そうでない場合は食べるのは避けましょう。
緑色に変色している場合
緑色になっている場合は、さつまいもに含まれているクロロゲンが原因です。
切った時は白くても調理しているうちに緑色になることがあります。
クロロゲンはポリフェノールの一種なので、食べても問題ありません。
ただし長期保存していて緑色に変色した場合はカビの可能性があるので食べられません。
危険信号を発しているさつまいもの状態は?
危険信号を発しているさつまいもは
- サクっと折れてしまい中がパフパフになっている場合
- カビが生えて黒くなっている。
- 黒くなっている場合はところどこらなら食べてオッケーです。
- 異臭がする場合は腐敗している可能性が高いので残念のながら×です。
- 柔らかくベタベタしているときは水分が抜けてシワシワになっている場合も腐敗している可能性があります。
上記の注意点が1つでも当てはまったは食べるのはやめてくださいね。
まとめ
さつまいもの変色予防をしたい!のまとめ
- さつまいもは空気や水に触れると変色してしまう。変色の原因がわかったので未然に変色を防ぐことができますね!
- 1本ずつキッチンペーパーと新聞紙に包んで保存!季節ごとの適温に合わせて保存方法を変えてしっかり保存したいですね。泥付きさつまいもが1番長期保存できるようです。
- 変色していても食べられるさつまいもと、食べられないさつまいもがある。品種で色がついているものもあるので、慌てず確認して対処したいですね。オレンジのさつまいもは甘くて美味しそうです!
- 危険信号のさつまいもは見た目と匂いで!意外とわかりやすい危険信号なので知っていれば防げそうですね。
さつまいもの変色を防ぐ方法を使って美味しく、新鮮で食べたいですね。
保存してもなるべく早く使用したいです。
大学いもに、スイートポテト、焼きいも、さつまいもご飯と美味しく食べるレシピも沢山あるのでさつまいもを存分に楽しみましょう!