手軽に食べられ、更に健康効果が高いと評判のアーモンドですが、妊娠中、特に初期に食べても問題ないのでしょうか。
さらに妊娠中に特に必要とされる栄養素もアーモンドで摂ることは出来るのでしょうか。
そしてお母さんが摂取したアーモンドが子供のアレルギーの原因になるということは?
今日は妊娠中のアーモンド摂り方とその影響について調べてみました!
〜本日の内容です〜
アーモンドは妊娠初期から食べてOK?アーモンドが妊婦に役立つ効果とは?
妊娠中、主に妊娠初期に必要な栄養素は
妊娠初期に必要な栄養素
- 葉酸
- ビタミンE
- 亜鉛
- 鉄分
- マグネシウム
- カルシウム
と言われています。
これらは特に赤ちゃんの脳や神経、骨や歯の形成など成長を助けるために大事な栄養素です。
妊娠初期はつわりによる食欲不振や吐き気などで栄養を摂るどころではない妊婦さんも多いかと思いますが、お母さんと赤ちゃんのために何とかこれらの栄養素は摂取しておきたいものです。
そこで、これらの栄養素を食事で摂ることが難しいのであればアーモンドで手軽に補ってみるのはいかがでしょうか。
アーモンドは妊娠初期に食べてもいいの?
と心配される妊婦さんもいますが、もちろん答えは
YES
です!
アーモンドが妊婦に役立つ効果とは?
アーモンドに含まれる栄養素は、ぜひ妊娠初期に積極的に摂っておきたいものばかりです。
葉酸
妊娠してからでは遅く、出来れば妊娠を意識している頃から摂っておきたいのが葉酸です。
そのため葉酸を多く含むアーモンドは日ごろから摂っておきたいですね。
ちなみに葉酸は熱に弱いです。
調理して食べるとせっかくの成分が無くなってしまうので、アーモンドの様にそのままポリポリと手軽に食べるられるのが嬉しいですね!
ビタミンE
たくさんあるナッツ類の中でアーモンドにはダントツと言って良いほどのビタミンEが含んでいます!
出典元:https://gokuraku.co.jp/natural-sekken/articles/hN4XY
こちらのグラフを見てもそれがよく分かりますね^^
妊婦さんが積極的にビタミンEを摂ると
- 女性ホルモンの分泌が増え、妊娠を継続しやすくなる
- 末梢神経を広げる作用により血行が良くなる
などの嬉しい効果があります。
この他にもビタミンEは抗酸化作用や細胞を老化させにくくする作用があるので、妊娠中でなくても積極的に摂り入れたい栄養素です。
アーモンドの他にキウイやかぼちゃなどにも多く含まれていますよ^^
食物繊維
妊娠中は便秘になりやすいです。
私も妊娠初期はつわりのせいできちんと水分が取れず、便秘に悩まされていましたね。
中期・後期になってもお腹が大きくなったりホルモンのバランスの崩れにより便秘になりやすく、結局妊娠中を通してずっと便秘との闘いだったような気がします・・^^;
カルシウム・マグネシウム
赤ちゃんの骨や歯を形成するためにカルシウムは不可欠です。
そのため妊娠初期は特にアーモンドを食べて、しっかりと赤ちゃんにカルシウムを届けたいものです。
もともと日本人女性はカルシウムの摂取が少ないと言われています。
このように普段以上に意識してカルシウムを摂り入れるようにしてください。
さらにアーモンドに多く含まれているマグネシウムはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
カルシウムとマグネシウム、併せて摂れるアーモンド。最強です!
亜鉛・鉄分
妊娠初期はつわりなどの影響により酸っぱいものが食べたくなるんですよね。
実はこの原因は亜鉛不足からくるものだと言われています。
お母さんが亜鉛不足になると赤ちゃんの成長が阻害される可能性があるのでアーモンドでしっかりと亜鉛も摂りましょうね!
また妊娠中に鉄分が不足すると貧血や息切れ、めまいなどの症状が起こります。
それにより赤ちゃんへ送る酸素も不足してしまうので、鉄分不足は本当に怖いです。
私も妊娠中、貧血のため毎週のように病院に点滴を受けに行っていたことを思い出しました。
妊娠初期からきちんとアーモンドなどで鉄分をとっておけば良かった
と後悔しましたね・・・^^;
皆さんはそんなことにならないよう、気をつけてくださいね。
妊娠中のナッツ摂取は子供のアレルギー予防に役立つ可能性アリ!?
妊娠中にアーモンドなどのナッツ類を食べていた母親から生まれた子供ほどナッツアレルギーの確立は低い
2013年、米ハーバード大学医学大学院小児科準教授のペディアトリクスがこのような研究報告を発表しています。
これが本当であれば、妊婦が積極的にナッツ類を摂ることを推奨されても良いはずですが、妊婦の食事と子供のナッツアレルギーの因果関係が立証された訳ではないので、この報告はまだ研究の途上と言っても良いでしょう。
子供のアレルギーや病気を防ぐことが出来るならば出来ることは何でもしておきたいというのが親心ですけどね・・。
今回の妊娠中にナッツを食べることで子供のナッツアレルギーを防げるという情報に関しては残念ながらまだ証明されていないということでまとめたいと思います!
でも食べすぎは禁物!妊婦さんが摂る1日のアーモンド目安は ?
ここまでアーモンドが妊娠中に必要な栄養素を含んでおり、手軽に食べられることからおススメしてきました。
でもアーモンドの成分の半分は脂質が占めており、たった1粒で10kcalもあります。
あの小さい実から信じられませんが^^;
そのため食べ過ぎは禁物です!
ココに注意
それ以上食べてしまうと太りやすくなったり、胃腸に負担をかけてお腹を壊してしまうこともあります。
また、アーモンドに含まれるアルギニンというアミノ酸はヘルペスのウイルスを増殖させるという研究結果もあります。
私も妊娠中~出産直後に口唇ヘルペスに数回なった経験があります。
痛みもしんどかったですが、何より赤ちゃんにうつることが心配でした。
(幸い移らずに済みましたが・・)
もしも性器ヘルペスになると産道から赤ちゃんに感染することも考えられるため、帝王切開になるという話もあります。
このようなリスクは何としても避けたいものですね・・。
アーモンドは栄養価も高く、妊娠中に良い効果をもたらしてくれるのは間違いありません。
でも摂り過ぎることでこの様なマイナス面が出てくる可能性もありますから、1日の摂取量はきちんと守ってくださいね。
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カロリーや消化が気になる方はアーモンドミルクがオススメ!
先ほどアーモンドの1粒あたりのカロリーが10kcalと高カロリーであると紹介しました。
これを聞いて特に体重制限をされている妊婦さんは
アーモンドは栄養価があるけれどこんなにカロリーが高いならやめようかな・・
と思うかもしれません。
妊婦健診の時に体重の増加で医師から怒られるという人、結構いますよね!?
私も毎月ビクビクしながら妊婦健診に通っていました^^;
妊婦あるある
だと思います(笑)
他にもつわりの影響で食べ物の好みが変わり、アーモンドの良さである香ばしさや歯ざわりが苦手になるという人もいるようです。
そんな妊婦さんにはアーモンドミルクをおススメしますよ!
引用元:https://ja.wikipedia.org/
アーモンドミルクはコップ1杯あたり49kcalと低カロリーな飲み物です。
牛乳の134kcalと比べてみるといかにカロリーが低いのか分かりますよね。
ココがポイント
しかも1日の摂取量はマグカップ1杯!(約200ml)
飲むタイミングとしては朝食前がイイとされているので、朝起きてすぐの1杯をアーモンドミルクに置き換えるだけです。
簡単ですよね!
しかも朝食前に飲むことで腸の動きが活発になり、お通じも良くなります^^
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まとめ
いかがだったでしょうか。
妊娠初期の妊婦さんが摂っておきたい栄養がたくさん詰まっているアーモンド。
アーモンドは妊娠中に食べても良いの?
初期は避けた方が良い?
と不安を感じる妊婦さんもいますが、答えは「妊娠初期から食べてもOK」です。
ただし「妊婦さんがアーモンドを食べることで子供のアレルギーを予防できる」という噂についてはまだ研究段階と言って良いと思います。
1日の摂取量(20粒まで)を守ってお母さんとお腹の赤ちゃんの健康と成長に役立ててくださいね。
そしてアーモンドをそのまま食べることが苦手な人や、カロリーが気になる人はアーモンドミルクを試してみることをおススメします。
アーモンドミルクでも十分アーモンドの効果を実感できるはずですよ^^
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