アーモンドプードルって、お菓子には欠かせない必需品ですよね〜
しかし、切らしてしまった場合は何かに代用することはできるのでしょうか?
今回、アーモンドプードルの代用品となる食材で良いものは何なのか?
そして、アーモンドプードルの種類(皮付き・皮なし)やアーモンドパウダーとの違いについても調べてみました。
最後までお付き合いいただけますと嬉しいです^^
〜本日の内容です〜
フィナンシェを作るときにアーモンドプードルの代用品は何?
アーモンドプードルの特徴は、なんといっても「独特の香ばしさ」です。
では、代用品としては何が似ているのかというと。。。
例えば、
風味を出すには
・きな粉
・すりごま
食感を足すには
・片栗粉
・薄力粉
で代用ができます。
フィナンシェを作るときのワタシのオススメはズバリ
きな粉+片栗粉です!
風味には「きな粉」を使い、生地には薄力粉を使うことでもっちり感を出します。
但し、きな粉で作るプレーンフィナンシェでは、アーモンド独特の風味はないので、少々物足りないかと思います^^;
是非アレンジをしてみてください。
幸いにもフィナンシェはアレンジしやすいお菓子。
定番なのはチョコレートや抹茶とかですかね^^
工夫しだいで「洋風」にも「和風」にも合いますよ!
洋風にするなら「ジャム」などを使ってフルーツの味を足して作ったり「紅茶の葉」を混ぜたり、
和風にするなら「桜の塩漬け」や「白みそ」「黒豆」などのレシピもあります。
また、ストイックにヘルシーさを目指すなら「おから」を使って作るのも今注目されているんです!
アーモンドプードルって何
プードルというのはフランス語で粉末(poudre)という意味です。
粉末状にしたアーモンドのことを指します。
アーモンドプードルはクッキーやパウンドケーキなど焼き菓子と相性が良く使われることが多いです。
ちなみにクリスマスケーキの上の飾りや、キャラクターやお花の装飾に使う粘土のようなマジパンもアーモンドプードルと卵白、砂糖を混ぜて作ります。
きな粉+片栗粉でつくるフィナンシェの作り方は?
レシピ紹介
【材料(8個分)】
・無塩バター70g
・卵白80g(L玉2つ分)
・上白糖70g
・ベーキングパウダー1g
・きな粉25g
・片栗粉30g
・バニラオイル適量
下準備
下準備ですること
- 型にバターを塗る
(バターは分量外です。これをすることでキレイに型から剥がせます。) - きな粉、片栗粉、ベーキングパウダーは、合わせてふるっておく
生地づくり
生地作りですること
- 卵白に上白糖を混ぜ溶かす(泡立てずに溶かす)
- よくなじんだら星をもう一度ふるいながら卵白に加える、外から中心へダマにならないように混ぜ合わせる
- バターを鍋にいれ焦がしバターを作る、中火で混ぜながらヘーゼルナッツ色になるまで火にかける
- ヘーゼルナッツ色になったら温度が上がらないように鍋に濡れ布巾をあてて粗熱を取る
- バターは冷めると生地と混ざらなくなるので粗熱を取り終えた80℃ぐらいで生地と混ぜ合わせる
- しっかり混ざり合ったら生地を冷蔵庫で休ませる(2時間ほど。一晩おくとさらにいい)
焼く
ココがポイント
型に流し込む前に生地は一度混ぜ合わせます
ガスオーブンの場合 ▶︎▶︎▶︎
160℃で余熱をしておき、約12分焼き上げ、手前と奥を入れ替えさらに3分
電気オーブンの場合 ▶︎▶︎▶︎
180℃で余熱をしておき、約17分焼き上げ、同様に入れ替えさらに3分
共に焼けたら型からすぐに外して粗熱を取ってください。
わかりやすい!>>動画もご参考に
(アーモンドパウダーのところをきな粉に置き換えるイメージでOK)
他にも時短レシピでホットケーキミックスを使うものや、グルテンフリーや、バターなしのレシピも見受けられますね。
フィナンシェ の語源は
フィナンシェはフランス語でお金持ちという意味があります。
発祥は17世紀に北部にあるナンシーの聖母訪問教会の修道女が作ったとされています。
「フィナンシェ型」と呼ばれる小さな台形の金型の形が金塊に似ていることから、
パリ証券取引所周辺の金融街で広まったのでは?とも言われています。
フィナンシェの型はインゴット型とマドレーヌ型(シェル型)が使われます。
アーモンドプードルの皮付きと皮なしの違いは?
アーモンドプードル 「皮付き」「皮なし」の違いを表にまとめてみました。
皮付きアーモンドプードル | 皮なしアーモンドプードル | |
色 | 茶色 | オフホワイト |
風 味 | 強い | しっとりとしたコク |
レシピ | フィナンシェ・タルト生地・ダコワーズ | パウンドケーキ・クッキー・マカロン |
皮つきアーモンドプードル について
皮付きのものはアーモンドの茶色が残り、使用するお菓子にも反映されることが多いですね〜
色は残ってしまいますが、その分風味も強く残ります!
使用するのにおすすめのレシピは、フィナンシェ・タルト生地・ダコワーズです。
皮なしアーモンドプードル について
皮なしのものはオフホワイトの見た目でお菓子などには影響がなく、コクとしっとりとした食感があります!
こちらはパウンドケーキ・クッキー・マカロンにおすすめです。
どちらともアーモンドの栄養素は残るので、あとは用途と好みの問題ですね〜^^
アーモンドプードルとアーモンドパウダーの違いは?
違いは名前だけで、中身は変わりません^^;
・プードルは「フランス語」
・パウダーは「英語」
という呼び方の違いです
企業によって販売名が違うのでこのようになったと考えられます。
また
・「アマンド」がフランス語
・「アーモンド」は英語
です。
統一するのであれば、
・アマンドプードル(仏)
・アーモンドパウダー(英)
となりますね^^
特に皮つき、皮なしでも言い方は変わらないでーす。
さいごに 〜アーモンドが菓子に使用された理由〜
歴史的にアーモンドはフランス菓子に使用されてきたそうですが、なぜアーモンドはお菓子を作るのに使われるのでしょうか?
その理由は、
アーモンドがナッツの中でもカリッとした食感とともに、
コクがある香ばしさが隠し味に適しているとされ、
さらに高い栄養価があるからなのです!
アーモンドはバラ科サクラ属の落葉高木で、主に種子を食用としたナッツの一種。
アーモンドには非常に高い栄養価があり、
他のナッツよりも多く含まれている栄養素は「ビタミンE」「オレイン酸」「ミネラル」です。
アンチエイジングに効果的で健康面以外にも、
美容面で高い効果があるとされていますが、
そのままローストされたものをお菓子代わりに置き換えて食べる方も多いでしょう。
アーモンドは、お菓子の種類に適した加工を施されていて
例えばスライス、クラッシュ、プードル、ペーストなどと種類があります。
最近ではお菓子に限らず、アーモンドから抽出した
アーモンドミルクやアーモンドオイルも
健康食品として多く販売されていますね!
アーモンドには栄養も美容効果もあるので、いろいろな料理に積極的に使用してみると良いですね♪