アーモンドミルクは優しい甘さで飲みやすく、何よりも健康や美容に効果的な栄養素がたくさん含まれているのが魅力的ですよね。
実は、妊活を考えている方にもぴったりな飲み物でもあるのです。
良質な栄養素を摂ることは、お母さんの体を守るためにも、赤ちゃんの健やかな発育を促すためにも、どちらにとっても大切なこと。
ぜひ知っておいていただきたい内容満載ですよ!
効果的な飲むタイミングや、アーモンドミルクと似ていて健康食品のイメージがある豆乳との違いについても解説していきたいと思います。
〜本日の内容です〜
アーモンドミルクが妊活に与える栄養素や効果は?
妊活をするうえで、考えていかなければいけないことは「妊娠に適した健康的な体を作る」ことと、「赤ちゃんの健康的な発育を促す」こと。
毎日口にするものだからこそ、いつも以上に気を配っている方もいらっしゃるでしょう。
では、今回ご紹介するアーモンドミルクはどのように妊活をサポートしてくれるのでしょうか。
アーモンドミルクは、アーモンドをすりつぶしたものに水を加えてできた飲み物です。
そのため、アーモンド由来の栄養素があますことなく詰まっています。
アーモンドには、ビタミンEが豊富に含まれています。
体を酸化から守ってくれる強い抗酸化作用が有名ですが、血流促進作用も持ち合わせています。
血流が促進されることで受精卵を迎える子宮内膜が厚くなる効果が期待できます。
また、アーモンドには葉酸も含まれています。
葉酸は赤ちゃんの神経管が形成されるために重要な役割を果たす栄養素であり、妊活中だけではなく、妊娠してからも継続的に摂取して欲しいものです。
そして、赤ちゃんの発育のために大量に必要となってくる鉄。
それ以前にも、鉄が欠乏気味だと排卵障害の原因となってしまい、妊娠しにくい可能性が出てきてしまいます。
アーモンドミルクには鉄分も含まれていますので、そのまま飲んでも、お菓子に使っても、料理に加えても、美味しく手軽に摂取することができますよ!
ただし、アーモンドミルク1つで1日に必要な上記の栄養素を摂取できるわけではありません。
バランスのとれた食事と規則正しい生活が基盤となり、そこに組み込まれることで効果を発揮してくれます。
まずは生活習慣を見直し、必要であれば改善をするところから始めてみましょう。
アーモンドミルクと豆乳の栄養を比較!それぞれのメリットは?
アーモンドミルクと豆乳はどちらも健康効果が高く、大変人気のある飲み物ですね。
どちらも栄養価が高く、とても優秀です!
妊活に取り入れるうえで、それぞれのメリットはどんなものがあるのでしょうか。
まずは、アーモンドミルクと豆乳の栄養価の比較を見てみましょう。
アーモンドミルク(200ml当たり)
※江崎グリコ「アーモンド効果 砂糖不使用」参照
- エネルギー:39kcal
- たんぱく質:1.0g 脂質:2.9g
- 炭水化物:3.9g 食物繊維:3.0g
無調整豆乳(200ml当たり)
- エネルギー:96.6kcal
- たんぱく質:7.6g
- 脂質:4.2g
- 炭水化物:6.5g
- 食物繊維:2.3g
同量で比較すると、アーモンドミルクの方が低エネルギー・低脂質で、豆乳の方が高たんぱく質であることが分かりますね。
エネルギーや脂質を多く摂り過ぎずに取り入れたいという方は、砂糖不使用のアーモンドミルクがおすすめです。
砂糖が含まれていると甘くなって飲みやすくなるかもしれませんが、習慣的に摂取するのであれば、砂糖使用のものを中心にした方が良いでしょう。
たんぱく質は、炭水化物、脂質と共にバランスのとれた食事には欠かせない三大栄養素の1つです。
日々の食事で不足してしまいがちな良質な植物性たんぱく質を補うために、豆乳を取り入れることはとても良いでしょう。
食物繊維の含有量は若干アーモンドミルクの方が多いものの、大きな差はありません。
腸内環境を整えてスムーズな排便を習慣づけることは今後の健康にも大いに影響してきます。どちらを選択しても、ある程度の
食物繊維は摂取することができそうですね。
アーモンドミルクを妊活で飲む場合はいつ飲むのが効果的?
では、アーモンドミルクを妊活に取り入れる場合、いつ飲むのが効果的なのでしょうか。
基本的には、「このタイミングでなければいけない!」という厳格な決まりはありませんが、おすすめなのは、食前もしくは食事とともに摂取することです。
食事前に摂取すると、含まれている食物繊維が満腹感を与えてくれて、食事の食べ過ぎを防止してくれます。
食事とともに、とは、料理やデザートに使用するということです。
料理であれば、アーモンドミルクを加えたカレーや野菜煮込みはいかがでしょうか。
まろやかなコクがくせになる、エスニック風の一品に仕上がります。
デザートであれば、アイスやプリン、カップケーキなどに加えて作っても美味しく食べられます。
その他にも、ラテやホットミルクなどで今まで使っていた牛乳や豆乳の代わりに、アーモンドミルクを使うのも良いでしょう。
ただし冷たいものの摂り過ぎは体を冷やしてしまうので、特に夏場は気を付けましょう。
最初にご説明のとおり、飲むタイミングには厳格な決まりはありませんので、間食で摂ってももちろんOK。
日々習慣的に摂るものであれば、乳化剤、増粘安定剤、人工甘味料などの余計な添加物は入っていないものを選びたいですよね!
そんな安心・安全なアーモンドミルクなら、エコミルの有機アーモンドミルクがおすすめです!
このエコミルの有機アーモンドミルクを提供しているヌートリオプス社は、ヨーロッパの代替乳製品分野のトップランナーに位置し、原材料から全加工過程において厳格な管理体制を敷いています。
さらに、包装やリサイクルについても自然に配慮しており、大変エコロジーな会社なのです。
そんな会社から販売されているアーモンドミルクは、保存料・乳化剤・増粘安定剤・化学香料・人工甘味料不使用です。
砂糖・塩分・油分も無添加!
スペインの国家的認定機関ENACの認証を受けた信頼できるオーガニック食品で、素材の味や栄養素をそのまま摂取することができるのです。
アーモンドミルクは良質なたんぱく質を含み、体に良いとされる脂肪酸を含みながらもコレステロールはゼロ。
お肌や体の抗酸化を防いでくれるビタミンEも豊富に含まれていますので、体の内側から健康的な美しさを期待することができます。
そんなアーモンドミルクの効果を、余計な成分は除いて摂取することができるのは、とても嬉しいですね!
風味や口当たりも良く、無添加ですので、美容や健康が気になる大人だけでなく、お年寄りや子どもも安心してお飲みになることができます。
↓市販のアーモンドミルクについてはこちらで詳しく書いています↓ 甘くて濃厚な口当たりのアーモンドミルクは、その美味しさから人気がありますよね。 &nb ... 続きを見る
アーモンドミルクは無添加・無糖でオーガニックなものを!市販製品の危険性とは?
アーモンドミルクは、自宅で手作りすることができます
材料は水とアーモンドだけ!
余計な添加物も一切使っていないので、無添加にこだわる方にはとてもおすすめです。
作り方の参考となる動画をのせておきますので、ぜひ参考に御覧ください
【美味しくてヘルシー!アーモンドミルクの作り方】
妊活時にイソフラボンの摂り過ぎは逆効果
さて、少し話が変わりますが、「妊活中はイソフラボンを摂取した方が良い」という説を聞いたことはありませんか?
イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た構造を持ちますが、そのイメージからなのか、妊活中にも積極的にイソフラボンを摂取されようとする方が多いようです。
結論から申し上げると、特別に多くのイソフラボンを摂取する必要はありません!
イソフラボンは大豆製品に多く含まれており、「大豆イソフラボン」という名称で目にする機会が多い栄養素です。
先ほど登場した豆乳にも含まれています。
しかし、このイソフラボンは主に更年期の女性に有効なものなのです。
更年期の女性は、加齢とともにエストロゲンが減少し、種々の更年期障害が出現してきます。
その際、イソフラボンを摂取することでエストロゲンと似た働きをしてくれ、その症状を和らげることに役立ちます。
一方、妊活中の方はこの女性ホルモンが正常に分泌されています。
そこに、さらに大量のイソフラボンを摂取してしまうと、かえって女性ホルモンの分泌を抑制してしまう可能性も。
ですので、イソフラボンについて特別に意識しなくても大丈夫です。
日本食では味噌や醤油、豆腐や油揚げなど大豆製品を摂取する機会も多く、偏りなく食べていれば問題ありません。
まとめ
妊活では、バランスのよい食生活は避けて通ることのできないものです。
しかし忙しい毎日の中で、それをしっかり意識することが難しいのもまた現実ですよね。
そんな時に手軽に必要な栄養素を摂取できるアーモンドミルクは、きっと皆さんの心強い味方になってくれるのではないでしょうか。
皆さんのライフスタイルに合った取り入れ方で、より良い妊活生活を過ごしてください。
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