美容や健康に良いとされ、最近注目されているのが植物性オイル。
その中でも特に美容効果が高いと言われているのがマカダミアナッツオイルです。
某有名菓子メーカーの商品にも入っていたり、ハワイのお土産でもらうチョコレート菓子の中に入っていたりするマカダミアナッツ。
美容効果が高いなら、そのまま付けたら美肌になれるのでは?と思う人も多いはず。
今回の記事では、マカダミアナッツオイルを美容目的で使いたいと思っている人向けに、特徴や使い方をご紹介していきます。
正しく使って、美肌を手に入れましょう!
〜本日の内容です〜
マカダミアナッツオイルの特徴と効果は?
マカダミアナッツは、世界でも高価なナッツ類で希少価値も高いと言われています。
マカダミアナッツから抽出されるオイルはさらに希少価値が高いとされています。
マカダミアナッツオイルは、サラサラとしたオイルでとても肌に浸透しやすいのが特徴です。
バニシングオイル(消えて見えなくなるオイル)と呼ばれるほど浸透性が高いので、保湿効果も高いです。乾燥肌や皮脂の分泌、肌に水分量が少ないとされる人に効果的です。
目周りや口周りなど、特に乾燥が気になるところには多めに塗るとしっとり感が持続し、メイク崩れも防ぐことができます。
また、抗酸化作用が高いのも特徴でエイジングケアに用いられることも多くあります。肌は加齢やあらゆるストレスで酸化(サビ)していきます。
酸化が進むとシミやシワ、たるみ、くすみと言った肌トラブルの原因になります。
特にマカダミアナッツオイルにはパルミトレイン酸という栄養素が多く含まれています。
この栄養素は、血管を健康にする効果があり、「若さの脂肪酸」とも呼ばれています。
マカダミアナッツオイルには創傷癒作用があり、傷の手当てに効果的です。
擦り傷や切り傷の手当ての際に薄く塗ると治りが早いとされています。
マカダミアナッツオイルはマッサージオイルとして使える?マッサージオイルとして使う場合の手順は?
マカダミアナッツオイルは、非常に浸透力も高く、スキンケア効果も高いので、マッサージオイルとしても大活躍するオイルです。
食用のマカダミアナッツオイルも販売されていますが、マッサージオイルとして使用するマカダミアナッツオイルは、不純物などがしっかり取り除かれ、精製されたマカダミアナッツオイルを使用しましょう。
マカダミアナッツオイルをマッサージオイルとして使う際、顔に付けるときと身体に付けるときとで使い方を分けると良いです。
よくエステサロンで顔のオイルマッサージをする際はたっぷりオイルを使いますが、自宅でケアする際は500円玉くらいの量で十分です。
あまり多く出しすぎてしまうと浸透せず肌表面に残ったオイルが空気に触れて酸化してしまいます。
そして、必ず化粧水を付けて肌表面を整えてから付けるようにしましょう。
化粧水をつける前にオイルを付けると化粧水の浸透を妨げてしまいます。
特に、美白化粧水、美白美容液を取り入れている人は美白化粧品のあとにマカダミアナッツオイルを付けた方が効果的です。
乾燥が気になりやすい目元や口元には、マカダミアナッツオイルを少し多めに塗ってからマッサージをすると効果的です。
化粧水を付けるように、優しくマッサージをすることで浸透性が上がり、より保湿効果を実感できます。
頬骨の下や、眉間、小鼻の周りは特に老廃物が溜まりやすい場所なので、入念にマッサージをし、耳の後ろのリンパ節までしっかり流しましょう。
身体にマカダミアナッツオイルをマッサージオイルとして使う場合は、お風呂上がりの清潔な肌に使いましょう。
この時、しっかり水分を拭き取ってから付けましょう。
水分が残ったままオイルを塗ってしまうと水が油分を弾いてしまい、浸透性が弱くなってしまいます。
顔と同じように、優しくマッサージをすると保湿効果が高まります。
むくみやハリが気になる箇所には少し多めにマカダミアナッツオイルを塗り、膝の裏や股関節にあるリンパ節に向かってマッサージするとむくみ解消に効果的です。
マカダミアナッツオイルはクレンジングオイルとして使える?クレンジングオイルとして使う場合の手順は?
マカダミアナッツオイルをクレンジングオイルとしてそのまま使うことはオススメしません。
クレンジングオイルには、界面活性剤と言われる水と油を混ぜて汚れを落とす成分が使用されています。
植物油であるマカダミアナッツオイルの中に界面活性剤は入っていないため、クレンジングオイルには向かないでしょう。
保湿効果が高いので、ツッパリ感なく使用できますが、アイメイクや口紅などは落ちにくいため、別のクレンジング剤を使わなければ完全にメイクオフは出来ません。
もし、マカダミアナッツオイルをクレンジングオイルとして使用するのであれば、マカダミアナッツオイルを配合したクレンジングオイルを使用しましょう。
オイルクレンジングは、汚れをしっかり落とす分、肌に必要な皮脂や水分を根こそぎ落としてしまいます。マカダミアナッツオイルをクレンジングの際に使う場合は、洗顔したあとにうすく顔に伸ばすのが効果的です。
クレンジングをしたあとの肌にはまだ汚れが付着している可能性がありますので、マカダミアナッツオイルを塗るのはおススメしません。
必ず、洗顔後にマカダミアナッツオイルを塗るようにしましょう。
アレルギーで肌に合わない場合も?マカダミアナッツオイルを使う前に!パッチテストの方法をご紹介
マカダミアナッツオイルは、ナッツ系のオイルの中でも、特に安全性の高いオイルです。
しかし、アーモンドアレルギーや、その他ナッツ類のアレルギーをお持ちの人は注意が必要です。
特に、アーモンドアレルギーの人はマカダミアナッツオイルの使用は控えましょう。
ナッツ類のアレルギーをお持ちの人は、使用する前にパッチテストを行うのがおススメです。
パッチテストには様々な方法がありますが、一番簡単な方法は皮膚の薄い部分に、500円玉ほどの大きさに広げたオイルを塗り、12時間以上時間を開けることです。
皮膚の薄い部分はたくさんありますが、ベビーマッサージの際によく使用されるのは太ももの内側が多いので、その部分を作用すると良いです。
12時間以内にかぶれや赤みなどの反応が出た場合は使用をやめましょう。12時間以上経過しても反応がでなければ安心して使用できます。
まとめ
今回の記事では、マカダミアナッツオイルをマッサージオイルやクレンジングオイルとして使用を考えている人向けに、特徴や効果、使い方をご紹介しました。
エイジングケア効果や抗酸化作用、さらには傷を癒す効果が抜群な素晴らしいオイルだということがお分かりいただけたと思います。
料理にも使え、スキンケアにも効果的な万能オイルで健康的かつ乾燥知らずのお肌が目指せるなんて、とても嬉しいですね。
気になる人はぜひマカダミアナッツオイルでスキンケアをしてみましょう!