健康診断で血圧が高いと言われた…
親の血圧が心配…
そんな方も多くないはず。
今回は美味しく手軽に作れて、しかも血圧の上昇を防ぐと今話題の「酢ピーナッツ」について調べました!
まずは血圧のお話からしていきましょう。
〜本日の内容です〜
血圧が高くなる原因には何がある?
血圧を上げる主な原因は肥満・ストレス・喫煙・塩分の取りすぎなどが挙げられます。
まずは肥満。
肥満になってしまうことにより、酸素消費量が増えるのに伴って心拍出量、循環血液量が増えて血圧が上がります。
食生活や適度な運動を心がけ、健康的な体重をキープするのが理想です。
次にストレスです。
仕事などによるストレスや疲労、睡眠不足は血圧を上げる原因のひとつです。
夢中になれる趣味を見つけたり、ストレスの発散できるスポーツをしたり、しっかり睡眠を取るなどを心がけ、ストレスや疲れを溜めないようにしましょう。
喫煙は、末梢血管の収縮で血圧が上がります。
また、タバコは他の病気を引き起こす原因ともなり得るのでなるべく禁煙をオススメします。
そして最後に、誰でもやってしまいがちな塩分の取りすぎ。
これは循環血液量が増加して血圧が上がります。
高血圧の人は1日6g、そうでない人は10g以内がいいと言われています。
気づかないうちに塩分は取ってしまっているので注意です。
血圧を下げるのにはどんな栄養素が必要?
血圧を下げるために働いてくれる栄養素はたくさんあるのですが、その中でも今回は代表的な3つとその栄養素を摂取できる食べ物を紹介したいと思います。
マグネシウム
血液中のカルシウムは、血管の壁を構成している筋肉細胞に入り込むと血流を悪くし、血圧を上昇させてしまうのですが、マグネシウムは「天然のカルシウム拮抗剤」とも呼ばれており、カルシウムが血管壁の筋肉細胞に入り込むのを止め、血圧を下げてくれるのです。
マグネシウムは、カルシウムと一緒に骨を作ったり、血流をよくしたり、血圧を安定させるミネラルで、現代人には不足しがちな栄養素とも言えます。
マグネシウムは、アーモンドなどの種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類などに多く含まれています。
カリウム
カリウムは排尿を促進して、腎臓からナトリウムや水分を出して血圧を下げるミネラルです。
カリウムと同じような働きでむくみや高血圧に効く成分のイソクエルシトリンというのもあります。
カリウムは、トマト、ほうれん草、バナナ、アボカド、海藻、豆類、イモ類などに多く含まれます。
カテキン
カテキンは、強い抗酸化作用で動脈硬化や心筋梗塞を防ぐだけでなく血圧を下げる効果もあります。みなさんもご存知かと思いますが、緑茶や赤ワイン、ココアに含まれています。
意外と身の回りにある食品にも沢山血圧の上昇を防ぐ栄養素が含まれているのがわかりますね!
しかし全部を毎日バランスよく摂取するのはかなり難しいですよね。
そこでおすすめなのが「酢ピーナッツ」なのです!
血圧を下げるのに酢ピーナツがおすすめな理由とは?
酢ピーナッツにはダイエット・脂肪燃焼・高コレステロールの抑制・高血圧予防・血糖値の上昇抑制・食欲増進・疲労回復・便秘解消・美肌効果、と沢山の嬉しい効果が満載です!
なぜこんなにも万能なのかというと…
まずピーナッツにはオレイン酸が含まれており、オレイン酸にはコレステロールや中性脂肪を減らし、血管を強くする働きがあります。
そんなオレイン酸の働きをさらに強くするのが酢に含まれる酢酸なのです。
酢酸はピーナッツに含まれるオレイン酸をさらに細かく分解して体内に吸収しやすくしてくれます。
また、酢にも食欲増進・疲労回復・脂肪燃焼・血圧上昇抑制・血糖値上昇抑制などという沢山の効果があります。
酢に含まれている酢酸には脳卒中や心筋梗塞の原因となる血圧が上昇するのを防いでくれるため、とくに酢は血圧を下げるのにおすすめです。
酢とピーナッツを組み合わせることによってピーナッツに含まれるオレイン酸の効果をパワーアップさせることができるのです!
さらにピーナッツは低糖質で食物繊維も豊富なのでダイエットにも最適なのが嬉しいですね。
酢ピーナツの作り方は?美味しくつくるための酢はある?美味しく活用するアレンジレシピは?
酢ピーナッツは手軽にお家で作ることができます。
早速レシピを見ていきましょう。
必要な材料は、
- 薄皮付きピーナッツ 適量
- 酢(リンゴ酢にすると食べやすいのでおすすめです) 適量
- はちみつ お好みで少々
薄皮付きピーナッツを保存できる容器に入れ、お好みではちみつを少し加えます。
酸っぱいのが苦手な方は、はちみつを加えると酸味が和らぎ食べやすくなります。
しかしその分糖質も増えるので、ダイエットをしたい方は控えめに入れてください。
ピーナッツが浸かるくらい酢を入れます。
初めは酸味が和らぐリンゴ酢がおすすめですが、米酢や穀物酢などなんでも大丈夫です。
容器に蓋をして冷蔵庫に3日ほど入れたら完成です。
なぜ薄皮が付いたままのピーナッツを使うかというと、ピーナッツの茶色い薄皮には血管を広げ、血圧の上昇を抑えてくれるポリフェノールがたくさん含まれているからです。
ちなみに酢ピーナッツは、毎日20粒ずつ食べるのがいいそう。
食べるタイミングも重要で、朝が一番理想だそうです。
気になるお味の方は、食感がしっかりしたピクルスのようでピーナッツの風味も残っているため美味しいです。
保存期間は冷蔵庫に入れて一ヶ月ほどもちます。
作り方の動画はこちら
他にも酢ピーナッツを使ったアレンジレシピを紹介します!
出汁入り酢ピーナッツ
薄皮付きピーナッツを容器に入れ、酢とめんつゆ(2倍濃縮)と水を1対1対1の割合でピーナッツが浸かるまで入れます。
蓋をして冷蔵庫で保存して完成です。
鰹だしが効いたしょうゆ味がとても美味しく、酢が苦手な方にも食べやすいレシピになっています。
なにより簡単!
塩分が気になる方は減塩めんつゆを使うのもおすすめです。
ピーナッツと野菜のピクルス
鍋に水100cc、お好みの酢200cc、鷹の爪輪切りを適量、ローリエ1枚を入れます。
鍋を火にかけ、ひと煮立ちさせたら火を止めて冷まします。
容器に薄皮付きピーナッツとお好みの野菜を食べやすい大きさにカットして入れます。
ピーナッツが浸かるまでピクルス液を入れ、蓋をして冷蔵庫で保存して完成です。
こちらのレシピは水を使っているので一週間しかもたないので注意が必要です!
ピーナッツだけでなく野菜も効率よく食べられるし、さっぱりしていて食べやすいので一度試してみてくださいね。
豚しゃぶサラダの酢ピーナッツソース
お好みの野菜を切ります。
野菜をさっと茹でて冷水にとって冷まし、水気をきります。
豚肉も茹でて冷水にとって冷まし、水気をきります。
酢ピーナッツをすりつぶし、水・オイスターソース・しょうゆ・ごま油・砂糖を適量加えソースを作ります。
お皿に野菜と豚肉を盛り付け、ソースをかけて完成です。
豚しゃぶサラダも酢ピーナッツソースをかけると栄養満点に早変わり。
野菜や肉も一緒に食べれて満足感もあるのでこれ一食で晩御飯にもなります。
美味しくて栄養満点な酢ピーナッツ、是非皆さんも一度作ってみてくださいね!